蓬莱米台中六十五号

1895年に台湾は日本領となりましたが、当時、日本は食糧難で台湾からの米の供給が必要でした。しかし、台湾には細長くて粘りのない"インディカ米"(在来種)しかなく、日本人の味覚に合う米の栽培が急がれました。そんな中、誕生したのが「蓬莱米」という台湾産日本米でした。


蓬莱米の中でも特に「台中六十五号」という品種は、磯永吉先生(広島出身)と末永仁先生(福岡出身)が1929年に、初の日本米交雑種として完成させた品種で、病気に強く、多く収穫できるため、台湾で主力栽培品種となり、日本にも多く輸出されました。「台中六十五号」は、台湾の稲作史上とても重要な品種で、日本とも関わりの深い歴史ある品種です。

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